国際関係学

国際化が進む世界の情勢を、特にオーストラリア、アジア、太平洋に主軸を置き、研究をする目的で2005年に設立されたCollege of Asia and the Pacific(アジア太平洋学部)では、アジアを中心とする、外交、政治、経済等様々な分野をまたいで学習することができます。
中でも、首都キャンベラというロケーションから、国際関係学、公共政策などが人気です。

Master of International Relations

QS World University Rankings by Subject(2024年)でANUの国際関係学はオーストラリアで1位、政治は世界で8位にランクインする程評価の高いコースです。
本コースはオーストラリアで唯一、世界政治と学術的なイノベーションそしてアジア太平洋地域の3要素を組み合わせて学べます。また、単位の一部として、国際系のNGOや政府機関、大使館等でのインターンシップの機会もあります。

コース概要

コース名期間コース開始入学条件英語力
Master of International Relations2年2月・7月専攻問わず学士号を取得しており、優秀な成績を修めているいること。
コースに関連性のある職歴は審査対象となる可能性あり。
TOEFL80(R&W20、S&L18)
IELTS6.5(各セクション6.0以上)

公共政策

Master of Public Policy

このコースは政府や政府機関等での業務、職種を目指す人向けの専攻です。公共政策に関するアドバイス、その結果に対する管理など実践的、かつ分析的なリサーチ能力を身に付けるべく、経済政策、開発政策、社会政策、環境政策、国際政策など様々な政策が対象となります。

コース概要

コース名期間コース開始入学条件英語力
Master of Public Policy2年1月・7月専攻問わず学士号を取得しており、優秀な成績を修めているいること。関連性のある学部出身の場合、単位免除となる可能性あり。TOEFL80(R&W20、S&L18)
IELTS6.5(各セクション6.0以上)

経営学(MBA)

アカデミックスタッフの80%以上がPhD保持者で、オーストラリア政府からも教育の質の高さから最高のA1というランクを付けられたことのあるビジネス経済学部(College of Business and Economics)。2006年にはビジネススクールとして発足したNational Graduate School of Business(NGSB)と統合し、マネージメント分野の研究を含めた幅広いビジネス専攻が学べる学部となりました。

Master of Business Administration:MBA

経営学修士のこのコースでは、他の大学でのそれと比べていくつかのメリットがあります。

  1. 最短で1.5年で修了が可能。
  2. 世界ランキングでも上位のANUで学ぶことができる
  3. アジア太平洋学に強いANUだから可能となる、アジアに軸足をおいたMBAを学ぶことができる

などです。
また出願時にGMATの提出が必須ではない点も、これから入学を考える方にとってはメリットになるでしょう。

コース概要

コース名期間コース開始入学条件英語力
Master of Business Administration1.5年2月学士号取得しており、優秀な成績を修めていること。また、最低5年以上の職歴があり、尚且つ3年以上の管理職経験があること。TOEFL80(R&W20、S&L18)
IELTS6.5(各セクション6.0以上)

環境学

様々な科学の研究が盛んなANUですが、中でも環境学の分野においては、オーストラリアだけではなく、世界的にも珍しい経済学者、水質学者、歴史学者、生態学者、森林学者、地理学者、そして気象学者が共通の「環境問題」に対してアプローチする研究体制を整えています。

Master of Environment

環境学で必要となる知識を身に付ける科目を履修するほか、ANUで開講されている様々な専攻(環境学に関するもの)を柔軟に選び、個人の興味に沿ったカリキュラム構成ができるのが魅力です。結果、個人の分析能力を高め、また環境学に関する幅広い知識を身に付けながら、興味ある特定の分野の学習を深めることも可能となります。

コース概要

コース名期間コース開始入学条件英語力
Master of Environment2年2月・7月専攻問わず学士号を取得しており、優秀な成績を修めているいること。TOEFL80(R&W20、S&L18)
IELTS6.5(各セクション6.0以上)